妻が運転中、後部からの追突事故が発生してしまいました。
(私は同乗していません)
そのときに体験したことなどを、このブログ内に書いていこうと思います。
事故発生の状況
日曜日の午後。
国道上、黄色信号になったので停車したところ、後部から追突を受けました。
妻は停車したと言っていますが、完全に停車した後に追突したのか、まだ(時速5kmとか)少し動いていたタイミングだったのかは、判然とせず。
相手は軽自動車。
若い女性ドライバーの運転でした。
当日やったこと
警察への連絡・けが人有無の確認・実況見分対応
妻がやりました。
現場に到着 → 状況の確認
事故の連絡を受け、現場に移動。
怪我はないかどうか、それから、車の状態などをザッとチェック。
(到着時、車はすでに邪魔にならない場所に移動されていました)
相手方の家族も来ていましたが、あまり会話をする気分にもなれず、車に乗り込みました。
警察官からの話に同席
ドライバーは、別々に実況見分の立ち会いをしていました。
それが終わった後、2人が引き合わされて、警察官から、その日の最後の説明(まとめ?)のようなのが行われました。
妻が、私もいてほしいというので、同席。
(立ち話でしたけれど)
「今日は、これで終わります。あとはお互いで話合ってください」的な、簡単なもの。
どういうことになるのか、なにをすればいいのか、よくわからない感じだったので、2,3質問をしました。
■過失割合
■保険会社には、(この現場で)すぐに連絡を入れたほうがいいのか
■「交通事故証明書」には、どういったことが書かれているのか
といったことを聞いた気がします。
保険会社への連絡
警察の方は「保険会社への連絡は、今すぐでなくても構わない」といったことを言っていたと思います。
ですが、その後、車に乗り込んだとき電話できそうな時間が出来たので、連絡を入れました。
こちらの保険会社はチューリッヒ。
事故の連絡窓口に電話をしました。
が、1回目はすぐに繋がらない感じで、切りました。
・電話番号をスマホで調べたときにパッと出てこない(ページ内で探さなければいけなかった)
・スムーズにつながってくれなかった
というので、少しイライラ。
ただ、2~3分後だったかと思うのですが、次にかけたときには、ちゃんとスグにつながってくれました。
■事故発生日時・場所
■事故の発生状況
■けが人の有無や、警察へ連絡したかどうかの確認
■契約者の確認
■今後の流れ
といった内容だったかと。
そのときに対応くださったのは、事故受付窓口の方。
今後の対応には別の担当者が付くそうで、「担当から、明日に連絡が入る」旨を伝えられました。
あと、過失割合が10:0の場合、0のほうの保険会社は示談交渉に直接かかわれない(法律でそう決まっている)と教えてくださいました。
その場合、
相手方(過失割合10)の保険会社 – 被害者
が示談交渉をすることになる、と。
弁護士費用特約をつけていれば、それを活用して弁護士にやってもらう手もあるでしょう。
(特約をつけていなくとも、実費で弁護士をつける手も、もちろんあります)
あとで知ったのですが、弁護士費用特約を使っても、自動車保険の等級には影響が出ないそうですね。
「付けておくんだった・・・」と、ちょっと後悔。
事故車両をスマホで写真撮影
車内でチューリッヒの人と電話していたところ。
相手方のレッカー車が来たようで、運んでいく作業に入りかかりました。
「もう、持っていってしまうのか?まだ、過失割合など、なんの話もできていないのに。」と、自分としては少しビックリ。
チューリッヒとの電話を早々に切り、「ちょっと待って!」と、止めました。
で、相手方車両(事故の様子)をスマホでパシャパシャと撮影。
相手と話をする
相手方ドライバーが近づいてきたので、「どうして、ぶつかってしまったの?」と聞いてみました。
(本来なら、向こうから「この度は、すみませんでした」と謝ればスムーズだと思いましたが)
すこし気が動転気味だったのもあるかもしれないですが、「妻の運転が悪かった」的なことを話出し・・・
反省の色も見られない様子だったので、まだ現場にいた警察の方へ報告。
「このように言っていますが、それでいいのでしょうか?」と。
それ以降のことは見聞きしていませんが、警察官が、その女性ドライバーになにかを話してくださっていたと思います。
相手方保険会社の現場対応員と話をする
相手方保険会社の現場対応員が近づいてきて、私に話しかけてこられました。
警備会社(たしか、ALSOK)の男性でした。
30歳くらいか。
物腰はやわらかく、話しぶりも丁寧。
「定められた事務的なことしかできない」といった様子でしたけれども。
で、
■誰に連絡するのがいいか
■連絡先
■連絡を入れるのに都合のいい時間
といったことを聞かれたと思います。
相手方の保険会社はJA共済。
日曜日は休みで、連絡は明日以降になることを伝えられたと思います。
病院に行く
向こうのドライバーと家族の1人が近づいてきて、(家族の方が)謝罪の言葉を述べられました。
あと、「こちらの保険会社はJA共済になりますので、よろしくお願いします」といったことをおっしゃっていたかな。
それで、この日は終わりとし、私たちは病院へと向かいました。
(事故車が自走できたので、それで行きました)
日曜日だったので、 救急外来のある大きな病院に。
■時間外で、1.5倍の料金となる
■交通事故だと、健康保険は使えない
というので、お金はかかりそうでした。
受付後、待合所のところで事前問診のようなことをやってくださいました。
あれは、看護師の方だったのだろうか?
で、
「診察を希望するのであれば、診ます。ですが、あとから症状が出てくることもありますし、そこまでの大きな負傷でもなさそうですから、明日以降、整形外科にかかるのも手です。どうされますか?」
のように、こちらの意向を聞いてくださいました。
迷いましたが、妻が「今日でなくても構わない」といった感じになり、その日に診察を受けるのはやめにしました。
ディーラーに行く
もう、夕方から夜になっていく時間帯でしたが。
病院から家に戻る方向に、ちょうど普段利用している自動車ディーラーがあるので、飛び込みで行きました。
で、受付の方に車両を見せて、簡単に状況を伝えると、副店長の方が対応くださいました。
店内で簡潔に状況を説明
↓
事故車両を見てもらう
↓
今後の流れについての話
とやっていきました。
その場には代車がなく、翌日(月曜日)はディーラーが休みってことで、火曜日に代車を用意していただくことに。
「年式が古く、修理費用が車体時価額を上回って、全損扱いになる可能性もある」といったことも教えてくださいました。
家に戻る
事故車両で、家に戻りました。
翌日やったこと
相手方保険会社から連絡がある
相手方の保険会社(JA共済)の方から、連絡がありました。
妻の身体の様子を聞かれ、100:0で対応することを伝えられました。
過失割合で揉めることはなかったので、とりあえずホッとする。
こちらの保険会社担当から連絡がある
こちらの保険会社(チューリッヒ)からも電話連絡がありました。
「100:0で対応くださることになりました」とお伝えすると、「それはよかったですね。安心いたしました」とおっしゃってくださり。
■100:0だと、チューリッヒは示談交渉はできない
■ただし、困ったことやわからないこと等の相談に乗ることはできる
■全損で車体価格が低い場合、こちらの車両保険を使うことも可能(ただし、等級に影響あり)
といった話をしてくださいました。
相手方が、自宅に謝罪に訪れる
事前に自宅に連絡があり、相手方が、家族と一緒に謝罪に訪れてくれました。
自分たちとしては、
■そこまでの重大事故ではない
■100:0で過失を認めている
■昨日、最後に謝罪の言葉があった
というので、訪問はあってもなくても構わない感じでしたが。
義母によると、「保険会社から言われて、(被害者の自宅まで)菓子折り持って謝りに来るのが普通」なんだそう。
訪問を受けた後に感じるのは、たしかに心情的に違いがあるってことです。
なるべく揉めないで示談をまとめるために、そういうのも大事だなって気がしました。
チューリッヒ(こちらの保険会社)の動画を見る
チューリッヒ(こちらの保険会社)からメールが届いていることに気が付きました。
届いていたのは、この日の午前10時過ぎ。
担当の方から連絡が入る前のタイミングですが、気が付きませんでした。
夕方にメールに気が付き、内容を確認。
動画で事故対応の流れがわかるようになっていました。
動画は、私専用のもの。
といっても、多くの部分は汎用的だと思われますけれど。
ただ、デザインやBGMの雰囲気が良く、専任担当者の連絡先等の情報がわかりやすく出てくるなどで、「癒やし」&「安心感」を得られました。
翌々日にやったこと
警察から、妻に連絡が入る
朝早くに、警察から連絡が入りました。
「診断書を提出してほしい」と言われたようです。
病院(整形外科)に行く
それで、妻はその日に病院(整形外科)に行くことに。
相手方保険会社(JA共済)から
病院にかかるときには、事前に連絡してほしいと
言われていたので、連絡。
かかる予定の病院名を伝えると、費用は支払わなくていいように手配くださるとのことでした。
ちなみに、
■物損担当
■人身(傷病)担当
が違うそう。
人身(傷病)担当者とのやり取りは、今後妻にやってもらうことに。
事故車を預けて、代車を借りる
ディーラーに連絡したところ、代車が用意できているとのこと。
そこで事故車両を持っていきました。
修理費用の見積もりを出してもらうことを依頼し、代車に乗って戻りました。
ちなみに、代車はこの車でした↓
「全損扱いになるケースでは、どういう対応方法があるか」といったことも教えてくださいました。
■相手の保険に「対物超過特約」が付いていれば、車体価格+50万円までは、修理金額が出る
■こちら側の車両保険を使う場合には、3等級下がる
といったことです。
4日目にやったこと
警察に診断書を持っていく
妻が、警察署に診断書を提出。
そのとき、担当の警察官とすこし話をしたそう。
■診断書の中身を見せてくれた
■「まず防ぎようのない事故(相手方の全面的な過失である)」と伝えられた
■「保険会社は、治療を早々に打ち切ろうとするかもしれないけれど、ちゃんと治してください」と言われた
■「事故加害者に処罰を求めるかどうか」を聞かれた
といったことを言っていました。
「すごい親切だった」と満足げ(?)でした。
修理見積もり金額の連絡が来る
事故から5日後の金曜日、ディーラーから修理見積もり金額の連絡が入りました。
JA共済のアジャスターも来て、見積り金額を出していったようです。
以下の記事に書きましたが、見積額は
■ディーラー → 42万円
■JA共済アジャスター → 50万円
でした。
チューリッヒ専任担当者に相談
翌月曜日(事故から8日後)。
チューリッヒの専任担当の方に相談の連絡を入れました。
向こうからの連絡を待っているのでいいのか
「ディーラーから、修理の見積額を聞いた状態。
その後、相手方保険会社(JA共済)からの連絡を待っているスタンスでいいのか?」
回答→Yes
どのくらいで連絡が来るものか?
「修理の見積額が出たのが、先週金曜日。
土日が休みだとして、月曜日に連絡が来るかと思ったのだが、どうやらそうではない雰囲気。
どのくらいで来るのが通常か?」
回答 → 早ければ、今週の前半。1週間くらいかかることも。
(私の心の声↓
「見積もりが出てから数日後~1週間ってことになりそう。そのあいだ、一体何をしているんですかね?
代車の日数が決まっているので、こちらはスピーディーに解決してもらいたいんですが」)
車体価格21万と言われたら、どうするのがいいか
「goo-netで調査したところ、(JA共済が伝えてくる見込みの)21万円では、同じグレードの車は、まず購入できない。
どうすればいいか?」
回答 → 21万円の根拠を聞き、市場実勢価格も調べたかを尋ねる。調べていなければ、それ(市場実勢価格)も含めて調査ください、と伝える。
チューリッヒの車両保険金額を伝えることに、メリットはあるか
「チューリッヒでかけている車両保険の金額が最大40万円。この額を伝えて交渉することは、有利に働くか」
回答 → 結論から言うと、有利にはならない。チューリッヒでの車両保険最大額は、その車両にかけられる最も高い額となっていて、実勢価格とはちょっと異なるもの。
チューリッヒの車両保険を使った場合に生じる、今後の保険料の差額
「今回、チューリッヒの車両保険を使うとする。その場合の、今後の影響は?」
回答 → 約7万7千円。5年に渡って影響が生ずる。
相手方保険会社から、物損交渉の連絡
事故から10日後の水曜日。
相手方保険会社(JA共済)担当者から、物損示談交渉の連絡が入りました。
内容は、こちら↓に書きました。
チューリッヒ専任担当者に報告&相談
相手方保険会社(JA共済)担当者からの連絡と同じ日に、チューリッヒ専任担当者に報告&相談の連絡を入れました。
聞きたかったのは、全損時の「買替諸費用(買替諸経費)」について。
こちらは、当然支払ってもらえるものと考えていたのですが、どうもJA共済担当者の反応は鈍い。
そのあたりを伝えて、どうなのかを尋ねました。
回答は、こういった内容でしたよ↓
相手方保険会社との、物損示談交渉2回目
事故から12日後の金曜日。
相手方保険会社(JA共済)と、2回目の物損示談交渉を行いました。
事故車両の時価額がアップ。
一方で、買替諸費用(買替諸経費)については認めてもらえませんでした。
チューリッヒ専任担当者に報告&質問
事故から15日後の月曜日。
チューリッヒ専任担当者に、また連絡を入れました。
■事故車両の時価額が上がった
■買替諸費用(買替諸経費)は、出してもらえないと言われた
■物損示談を受け入れようと思っている
ことを報告。
そして、「買替諸費用(買替諸経費)を支払えないって、そんなことあるのでしょうか?」と質問。
回答 → いま、一般的には支払うようになっている。しかし、JA共済などは支払わないというポリシーなのかもしれない。
また、「示談書にサインする際、何か気をつけておいたほうがいいことがあるか」を尋ねました。
回答 → 特になし。示談書に記載されている金額に間違えがないかを確認すれば、それで大丈夫だと思う。
相手方保険会社に、物損の示談を受け入れる旨を伝える
事故から15日後の月曜日。
相手方保険会社(JA共済)の担当者に連絡。
物損の示談内容を受け入れる旨を伝えました。
・車体時価額35万円でOK
・修理ではなく、車の買い替えを行う
と。
担当者からは、
■書類(示談書など)を郵送する
■代車の返却はいつ頃になりそうか?できれば早めに返却いただけると、ありがたい
■示談額の振込は、書類の取り交わしが終わって2営業日後
といった話が聞かれました。
ちなみに、代車を借りられる期間として、当初伝えられていたのが30日。
示談となった段階で、すでに14日間が過ぎています。
あと2週間ほどで、買い替え車の納車までもっていくって
・
・
・
無理じゃね?
(一般的に)
中古車販売店によっては、納車まで無料で代車を貸してくれるところもあり、そういう業者で購入が決まればいけるかもしれないが。
また、買い替えではなく、事故車の修理を選択したとしても、それを2週間ほどでやるってのは、結構スピーディーな気も。
ただ、代車期間30日間はFIXではなく、多少融通が利く感じではありました。
物損の示談書が届く
物損の示談内容受け入れの連絡をしてから2日後。
(事故から17日後)
示談書が届きました。
その日に記入・捺印をして、投函しました。
賠償金が振り込まれるのは、
示談書を取り交わしてから2営業日後
とのこと。
事故車両を移動させる
ディーラーに預かってもらっていた事故車両(トヨタ・オーリス)。
修理ではなく買い替えをすることにしたので、それを引き取りにいきました。
ディーラー → 自宅
へ移動させました。
(その後、その車は業者に売却しました)
物損賠償金が振り込まれる
物損の示談書を投函してから5日後。
(事故から22日後)
損害賠償金が振り込まれていました。
相手方保険会社よりハガキが届く
損害賠償金が振り込まれてから3日後。
(事故から25日後)
相手方保険会社(JA共済)から、ハガキが届きました。
内容は、事務的なものになります。
代車の返却日を伝える
事故から26日後。
買い替え車両の納車日(=代車返却日)が決まったので、それを相手方保険会社に連絡しておきました。
代車を返却
事故から32日後。
買い替え車両の納車日です。
代車を使い、中古車販売店まで取りに行きました。
代車の返却場所は、その中古車販売店で構わないということだったので、そうしました。
レンタカー会社の方が、回収しに来られるのだと思います。